奈良県宇陀市の古民家を改装したカフェ「ヒルトコ カフェ」は、開放感とインテリアにこだわった素敵な「薬草カフェ」です。美味しいランチやお茶、スイーツでもてなしてくれます。
「ヒルトコ カフェ」の概要は。駐車場は。
薬の町、奈良県宇陀市、「かぎろひの丘 万葉公園」の近く、約半世紀前の古民家をリノベーションして、2015年3月にオープンしました。素敵なたたずまいの建物です。
駐車場から少しだけ坂道のアプローチを登らなくてはいけないのですが、季節の植物を楽しめるのでそれも一興です。古い三輪車が置いてあったりして、何処か懐かしい田舎のおばあちゃんの家に来た気分です。入口近くには、器やドライフラワーが展示してあり、立派な薪ストーブが有ります。寒い時期には火が入り、スタッフさんがこまめに火の世話をしています。
開店当初から最近までは色んな形の楽しいテーブルや椅子、ソファーが設置されていましたが、コロナ渦以降、感染対策で、小上がり席以外のテーブル席は全て窓の方を向いて、向かい合わせにならない様にしています。
小上がり席に4名。2人掛けのテーブルが3脚。窓際に8席。計、約18席。以前の7割くらいでしょうか。皆んな外を向いて座っているので、これはこれで気分が良いですね。
【住 所】:〒633-2165 奈良県宇陀市大宇陀中庄129
【アクセス】: 自動車/名阪国道 針ICから約30分
電車とバス/近鉄大阪線「榛原」下車奈良交通バス大宇陀行き
「大宇陀高校」より徒歩7分
【営業時間】 :11:00~16:00
【定 休 日】 :水曜日・不定休
【T E L 】 :0745(88)9409 ※電話予約が可能です。
【駐 車 場】:あり。店舗の向かいに、約6台分、用意されています。
「ヒルトコカフェ」のこだわりのランチメニューは?
「ヒルトコカフェ」のランチメニューは開店当初から、好評のメニューです。
ヒルトコのきまぐれランチ(1,800円+税)
その名の通り、メインが多彩で、私が訪れた時は、「具だくさんの豆乳グラタン、ホタテのせ」でした。他に、サラダ・スープ・前菜・パン・煮物・等と飲み物とデザートが付きました。
豆乳グラタンは季節の野菜がゴロゴロと入っていて楽しく、美味しく頂きました。
デザートはこの時は、「よもぎ」を使ったムースで、少し警戒をしましたが、青臭さは全く無く美味しく頂きました。
ヒルトコ ハンバーグランチ(1,650円+税)
大和当帰(ヤマトトウキ)と言う薬草を練り込んだ、包み焼きハンバーグにサラダ・スープ・前菜・ご飯・煮物・等と飲み物とデザートが付きました。
ハンバーグの味は、肉感がしっかり、でもふんわりと美味しいハンバーグです。大和当帰を単体で食べた事が無いのですが、特に薬草感は感じられませんね。ソースも美味しかったです。
ちなみに、「ヒルトコカフェ」を運営している「株式会社テラス」さんは「大和当帰」等の薬草を栽培・販売している会社です。「薬草カフェ」と言われる由縁です。
予約は必要?
ケーキセットのプレートがお洒落過ぎて驚きます。
コロナ渦で蜜を避ける対策をされての営業ですが、それで逆に落ち着いて食事を楽しむことができて私は好きです。皆さん、食事のあとも、静かに会話されていて良かったです。ただ、以前は箸置きにハーブの枝を使っていましたが、今回はそれが無く、残念でした。これも、コロナ対策なのでしょうか。
今回は平日なので予約をせずに来てたまたまタイミングよく、直ぐに着席出来ましたが、以前、祝日に訪れた時は店の外に10人程、順番待ちをしていて諦めた事が有りました。なので、ランチでお出掛けの際は、休日は勿論、平日でも予約された方が確実で良いと思います。安心してお出掛けになれます。
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